投資信託とファンドの違い

投資信託のことを調べていると、ファンドという言葉が出てきませんか。投資信託とファンドは、何か違うものなのでしょうか。この2つの違いを解説いたします。

ファンドとは?

投資信託とファンドは、辞書で言葉を引いたときには同義語として扱われています。

ファンド【fund】
1 資本。基金。2 「投資信託」に同じ。3 「投資ファンド」に同じ。

参照:ファンド【fund】の意味 – goo国語辞書

とうし‐しんたく【投資信託】
一般投資家から集めた資金を、専門の機関が運用し、その運用成果を投資家に配分する制度。証券投資信託。投信。

参照:とうししんたく【投資信託】の意味 – goo国語辞書

つまり、金融の世界ではなく一般的な生活をする上では、投資信託もファンドも同じ意味を持つ言葉として使われているのです。

金融用語の投資信託とファンドとは

普通に生活をする上では、投資信託と呼んでもファンドと呼んでも問題はないものですが、金融用語として扱われるこの2つの言葉は少し違った意味で使われています。
投資信託との大きな違いが「必ず行政の指導管理下にあるか否か」です。投資信託は、行政が必ず指導管理し、厳しい目で見られる投資信託委任業者が資産を運用していますが、ファンドは行政の指導管理下にない場合もあるため、中には詐欺まがいのいいかげんなファンドもあるのです。
甘い言葉に釣られて商品を見てみると、それはファンドで、適切な運営が実はされていないということだってあり得るわけですね。その点、投資信託では適切な運営が行われないことは通常あり得ないため、ファンドよりも安心して購入できる商品と言えます。
ただ、ファンドがすべて危険というわけではありません。中には投資信託よりもよい成績を残しながら運営されているファンドも存在するため、目を養うことも大切なのです。

ファンドには公募型と私募型がある

ファンドは、公募型と私募型で分類されています。聞き慣れない公募型と私募型という言葉ですが、それぞれこのような意味を持っています。

公募型

行政の管理下にあり、誰でも投資に参加できるという特徴を持っています。公的に募集ができるというもので、証券会社や銀行で一般向けに取り扱っているのは、こちらの公募型の投資信託やファンドです。基本的に我々は、この公募型の中から選択することとなります。

私募型

行政の管理下になく、投資先への制限が緩いため「当てれば大きい、外したら大損害」という商品を扱うこともできます。また、公募型では誰でも投資に参加できましたが、私募型では主に50名未満しか投資に参加できず、その投資者もほとんどが既に投資を生業としているようなプロ向きであるところが大きな違いです。特に、このあと紹介するヘッジファンドは、私募型でよく扱われている商品の一つです。