買うときのしくみ
支払総額の見方
中古車は車両価格だけを見ても比べられません。2023年10月の規約改正で、いまは乗り出しまでに必要な費用を足した支払総額での表示が義務になっています。ここに入るのは、自賠責保険料、自動車重量税などの税金、車庫証明の手続代行といった登録の費用です。
比べるときはこの支払総額を並べます。車両価格だけで比べると、乗り出しの金額が予算を超える車が候補に混ざります。
中古車保証
有償の中古車保証サービスがあります。国産車は6ヶ月以上から10年まで、輸入車は5年までの期間を選べる形で、対象になるのは重要機構部品です。
期間の長さだけでなく、どの部位が対象かを確認してください。項目が多くても、消耗品や事故による損傷は対象外というのが一般的です。年式と走行距離が進んだ車ほど、備える意味は大きくなります。
返品サービス
納車後に車を返せる制度があります。国産車は納車後100日以内、輸入車は30日以内で、理由は問われません。
| 区分 | 内容 |
|---|---|
| 期間 | 国産車は納車後100日以内、輸入車は30日以内 |
| 返金される | 販売時の本体価格、買い取り時の消費税、リサイクル預託金相当額、自動車税と自賠責保険料の未経過分相当額 |
| 返金されない | 購入時に支払った諸費用(各種税金を含む)、オプション商品、保証プラン、車両運搬費用など |
| 条件 | 納車時から走行距離の増加が3,000km以内、購入後に売買などの法的手続きをしていない、車の状態が大きく変わっていない |
| 対象外 | 改造や修復歴、冠水車、メーター改ざんなどに該当する場合。一部の店舗ブランド。自社ローンを利用した場合 |
ここで押さえておきたいのは、返ってくるのが本体価格を中心とした金額で、諸費用やオプション、保証プランの代金は戻らないという点です。使うことになった場合の負担がゼロにはならないため、最初から返品を前提にせず、納車後の3,000kmを試用期間と考えるくらいがちょうどよい距離感になります。
自社ローンという選択肢
一般の自動車ローンとは別に、じしゃロンという自社ローン専門の店舗があります。信販会社を通さず独自の基準で審査する形で、審査に不安がある人向けの選択肢です。ただし条件があり、利用すると返品サービスの対象外になります。詳しくは自社ローンを扱った記事で整理しています。
