マイナポータルでパスポート申請をするための条件を解説

この記事では、マイナポータルでパスポート申請をするための条件を解説します。マイナポータルでパスポート申請をしたいが、どのような条件があるのかと気になる方もいるかもしれません。自分がオンライン申請の対象かどうか不安だというかたは、ぜひ参考にしてください。確認するポイントは以下のとおりです。

  • 申請したい旅券窓口がオンライン申請に対応しているか
  • マイナンバーカードを保有し、署名用電子証明書が有効か
  • 原則本人が申請する

申請したい旅券窓口がオンライン申請に対応しているか

マイナポータルでパスポートのオンライン申請を、パスポートセンター以外の窓口を検討している場合、申請する市区町村の旅券窓口がオンライン申請に対応しているか確認してみてください。2025年3月からすべての都道府県でオンライン申請が始まりました。しかし、すべての市区町村の旅券窓口等が即座にオンライン申請に対応できるわけではありません。旅券窓口によっては、オンライン申請の受付ができない場合もあります。

まずは申請する旅券窓口が、パスポートのオンライン申請に対応しているのかを確認することが大切です。確認は市区町村の窓口や、都道府県公式ホームページ等で確認ができます。

マイナンバーカードを保有し、署名用電子証明書が有効である

マイナポータルではパスポート申請をするためには、マイナンバーカードが必要です。まだマイナンバーカードを持っていない方は、住所のある自治体の窓口でマイナンバーカード取得の手続きを行ってください。パスポート申請時には以下の情報が必要になります。

  • 利用者電子証明書
  • 券面事項入力補助用のパスワード(数字4桁)
  • 署名用電子証明書のパスワード(大文字英字と数字を含む6桁から16桁)

署名用電子証明書には設定してから5年という有効期間があります。署名用電子証明書が有効かどうかは、マイナポータルでマイナンバーカードを読み取ると確認できます。もしも無効になっている場合は、市区町村窓口で更新の手続きが必要です。

パスポートの申請は原則本人が行う

パスポートの申請は原則本人が行う必要があります。本人確認を厳格に行い、不正利用などのトラブルを防ぐためです。ただし、15歳未満の方がオンライン申請をする場合は、親権者等の法定代理人がマイナポータルの代理人サービスを利用して代理提出で申請できます。また18歳未満の未成年者がオンライン申請をする場合は、親権者の同意が必要です。最終的にパスポートを窓口で受け取るときには、本人確認も必要となります。