りそな銀行を装った迷惑メールの見分け方

りそな銀行の詐欺メールの見分け方

インターネットバンキングの普及に伴い、金融機関を装った詐欺メールが増加しています。りそな銀行の顧客を狙ったフィッシングメールも例外ではなく、個人情報の詐取やマルウェア感染などの被害が報告されています。そこでこの記事では、りそな銀行を装った詐欺メールの特徴や見分け方についてご紹介します。

金融機関を装った詐欺メールは巧妙化しており、一見しただけでは本物と区別するのが難しくなっています。銀行のロゴや公式サイトに似せたデザインを使用し、「緊急」「重要」といった言葉で不安を煽るのが特徴です。ここでは、りそな銀行を装った詐欺メールの典型的な特徴についてご紹介します。

りそな銀行を装った詐欺メールの大きな特徴は、送信元メールアドレスやリンク先URLが公式のものと微妙に異なる点です。りそなグループでは特定のメールアドレスや電話番号を使用しており、公式サイトに掲載されていないメールアドレスや電話番号を使用することはありません。

偽メールでは「resonagr.com」「resonagp.com」など、本物の「resona-gr.co.jp」に似せたドメインを使うことが多いため、事前に確かめましょう。

りそなグループでは、電子メール等によりお客さまの個人情報（口座番号、キャッシュカードの暗証番号、インターネットバンキングのパスワードなど）を尋ねたり回答を求めたりすることはありません。

個人情報の入力を求めるメールは全て詐欺の可能性が高いでしょう。また、りそなグループの主なホームページURLやメールアドレスは公式サイトで確認できます。メールのURLが「https://」で始まっていても、偽装されている可能性があるため、アドレスバー全体を確かめるのが重要です。

不審なメールを受け取った場合、冷静な判断と適切な対応が個人情報を守る鍵となるのです。ここでは、詐欺メールを受信した際の正しい対処法についてご紹介します。

不審な電子メールやショートメッセージを受信した場合には、リンク先のホームページへ安易にアクセスしたり、リンク先のページ上でID・パスワード等重要な情報を入力しないようにしましょう。

特に「入金制限の解除」「口座凍結」「取引規制」などと脅して急かすメールには要注意です。正規の銀行サイトにアクセスする際は、ブックマークしたリンクや公式アプリを利用するのが安全です。

不審なメールを受け取った場合は、メールに記載されているリンクをクリックせず、返信もせずに削除しましょう。心配な場合は、マイゲートサポートセンターなど公式の窓口に連絡することをおすすめします。

りそな銀行のホームページに記載されている電話番号から問い合わせるか、最寄りの支店で相談することも有効です。フィッシング詐欺の手口は日々巧妙化していますので、定期的に公式サイトでセキュリティ情報を確認するのも大切です。