IG証券の評判・デメリットを徹底解説|ログイン、ノックアウト・オプション、手数料、出金、デモ口座、確定申告まで

IG証券でCFD口座を開設する流れ

IG証券の個人口座はオンラインで申し込めます。公式サイトでは、スマートフォンで本人確認を行う方法なら最短1営業日で口座開設できると案内されています。ただし、実際の日数は審査状況などによって異なる場合があります。

基本的な流れは次のとおりです。

  • 口座開設フォームへ氏名・住所などを入力する
  • 本人確認を行う
  • マイナンバーに関する確認を行う
  • IG証券による口座開設審査を受ける
  • 開設完了後にログインして入金する
  • 取引したいFX・CFD等を選択する

スマートフォンによる本人確認では、マイナンバーカードIC認証や書類撮影・顔認証を使う方法が用意されています。郵送による本人確認方法もあります。

IG証券のデモ口座とライブ口座の違い

IG証券のデモ口座は無料で利用でき、6,000万円の仮想資金を使います。しかし、デモ口座はライブ口座と完全に同じ環境ではありません。

IG証券が公表している主な違いには、次のものがあります。

  • 銘柄によってデモとライブで取引条件が異なる場合がある
  • デモでは維持証拠金不足による強制決済が行われない
  • デモではスリッページが発生しない
  • デモでは金利・配当金の調整が行われない
  • デモではファンディングコストが発生しない
  • 一部銘柄や機能にはデモ利用期間の制限がある

この違いは非常に重要です。実際のライブ取引では、相場が急変したときに希望した価格と異なる価格で約定する可能性や、保有期間に応じたコストが発生します。したがって、デモ口座の損益成績をそのまま本番取引の結果として想定することはできません。

IG証券の解約方法

IG証券の口座を解約する場合は、公式ヘルプの案内では登録内容を記載したメールで解約申請を行います。個人口座では氏名、生年月日、登録住所などの情報が必要です。

解約前には、保有しているポジションだけでなく、有料のProRealTimeチャートや個別株式のデータフィードを契約していないかも確認してください。IG証券は、有料サービスを自分で停止しない場合、口座解約を依頼した後でも利用料が徴収されることがあると案内しています。

また、口座内に残金がある場合は登録金融機関へ送金されますが、残高が5,000円未満の場合は330円の振込手数料がかかります。残高が330円未満の場合は、残金を出金手数料の一部として充当して送金額を0円としたうえで解約となる場合があります。

口座維持手数料は現在無料

以前の情報を見て「IG証券は使わないと口座管理手数料がかかるのでは」と心配する場合がありますが、IG証券は2024年1月の徴収を最後に口座管理手数料を廃止しており、2026年8月19日時点では口座維持費は無料と案内しています。

IG証券のキャンペーンは現在どうなっている?

キャンペーンは期間限定で内容が変わるため、過去の記事に記載されたキャッシュバック金額を現在も受け取れるとは限りません。

2026年8月19日時点でIG証券の公式キャンペーンページを確認すると、「IGアリーナご招待キャンペーン」が掲載されています。ただし、詳細ページで確認できる直近の2026年8月開催イベントについては、取引対象期間が2026年7月までで、イベント自体も8月16日までの内容となっています。また、2026年1月~3月に実施された新規口座開設キャッシュバックは「過去のキャンペーン」として掲載されています。

そのため、口座開設前にはその日現在エントリーできるキャンペーンなのか、申込期間・取引条件・対象商品を必ず公式ページで確認してください。キャンペーンを理由に必要以上の取引を行うことは避けるべきです。

IG証券の確定申告と年末調整|利益が出たらどうする?

FX・CFDは特定口座の対象外

IG証券のFX・CFDは、株式投資で利用される「特定口座」の対象外です。IG証券の案内では、FX・CFDの取引差益やスワップ益などは、一定の要件のもと「先物取引に係る雑所得等」として申告分離課税の対象になります。

税率は所得税15%、住民税5%に加え、復興特別所得税を合わせた20.315%が基本です。国税庁もFXの差金決済による利益について、所得税15%と地方税5%の申告分離課税であることを案内しています。

会社の年末調整だけではCFDの税務処理は完結しない

年末調整は、勤務先が給与から源泉徴収した所得税額を精算する手続きです。FX・CFDの利益を勤務先の年末調整にそのまま含めて精算する仕組みではありません。

給与所得者でも、年末調整済みの給与以外の所得が一定額を超える場合などは確定申告が必要になります。一般によく知られている「20万円以下なら申告不要」という扱いにも条件があり、すべての人・すべての税金について一律に20万円まで申告不要という意味ではありません。

また、医療費控除など別の理由で所得税の確定申告をする場合は、申告対象となる所得について適切に申告する必要があります。住民税についても所得税とは取扱いが異なる場合があるため、自治体の案内を確認してください。

損失は一定条件で3年間繰り越せる

「先物取引に係る雑所得等」で損失が発生した場合、一定の要件を満たして確定申告を行うことで、損失を翌年以後3年間繰り越せる制度があります。

ただし、給与所得など「先物取引に係る雑所得等」以外の所得と自由に損益通算できるわけではありません。損失を繰り越す場合には、利益がなかった年も含め継続して確定申告が必要になることがあるため、制度を利用する場合は国税庁の最新情報を確認してください。

年間損益報告書はMy IGから確認できる

IG証券では、確定申告に利用できる「年間損益報告書」を翌年1月下旬までに電子交付すると案内しています。WEB取引システムへログインし、My IGのダッシュボードからダウンロードできます。年間損益報告書には、スワップポイントやファンディングコストを含む年間の実現損益が記載されます。

結論|IG証券は「取扱商品」と「コスト・リスク」をセットで確認しよう

IG証券は、ドル円などのFXだけでなく、株式CFD、株価指数CFD、商品CFD、ノックアウト・オプションなど幅広い金融商品を扱っています。無料のデモ口座もあり、取引システムを実際の資金を使わず確認できる点は特徴です。

一方で、取扱商品が多い分、商品ごとにスプレッド、取引手数料、スワップポイント、ファンディングコスト、取引時間、取引期限などを確認する必要があります。特にレバレッジを利用するFX・CFDでは、利益だけでなく損失も拡大する可能性があります。

ノックアウト・オプションについても、最大損失額を把握しやすい仕組みではありますが、外貨建て銘柄の換算リスク、スプレッド、ファンディングコスト、取引期限などを理解してから利用することが重要です。

また、出金額が5,000円未満の場合の330円手数料、デモ口座とライブ口座の約定環境の違い、FX・CFDが特定口座の対象外であることなど、口座開設後に初めて気付きやすいポイントもあります。

「評判が良いか悪いか」だけで判断するのではなく、自分が取引したい銘柄、許容できる損失額、保有期間、必要となるコストを確認したうえで利用の適否を判断してください。

重要な注意事項

FX・CFD等は元本が保証された金融商品ではありません。レバレッジにより損失が拡大する可能性があり、相場急変時などには想定を超える損失が発生する場合があります。本記事は制度・サービス内容を説明するための情報であり、特定の取引や金融商品の購入・売却を推奨するものではありません。実際の取引前にはIG証券が交付する契約締結前交付書面、商品説明、最新の取引条件を確認してください。税務上の判断は個々の状況で異なるため、必要に応じて税務署または税理士へ確認してください。

<参考サイト>
IG証券公式サイト / 金融庁 / 国税庁