パスポート申請をマイナポータルで行うメリットとデメリットを紹介
この記事では、パスポート申請をマイナポータルで行うメリットとデメリットを紹介します。パスポートのオンライン申請ができるようになり、便利であることはわかっても、メリットだけではなくデメリットも知りたいという方もいるかもしれません。オンライン申請に興味がある方や、利用前にメリットとデメリットを確認したい方は、ぜひ参考にしてください。
マイナポータルでパスポートを申請するメリット
マイナポータルでパスポートを申請するメリットには、以下の3点があります。
- オンラインなら24時間申請が可能
- 戸籍謄本の提出が不要となる
- 申請手数料が割安
マイナポータルでパスポートのオンライン申請をする場合、24時間いつでも申請が可能となります。今までは、窓口までいかなければ申請ができませんでした。働いている方であれば、窓口がやっている時間に訪問することは難しく、わざわざ休みを取った人もいるはずです。オンラインであれば、わざわざ休みを取る必要もなくなるので、時短にも繋がります。
オンライン申請になったことで、戸籍謄本の原本の提出が不要になりました。新規でパスポートの申請をする場合は、戸籍謄本の原本の提出が必要でした。ですが、マイナポータルでオンライン申請する場合、マイナンバーカードを利用して、戸籍情報がシステム連携されるため、紙の戸籍謄本の提出が不要となります。
2025年5月時点の調査では、オンライン申請と窓口申請で手数料が異なります。
パスポートの種類 | 申請方法 | 手数料 |
---|---|---|
10年有効旅券 | オンライン申請 | 15,900円(税込) |
窓口申請 | 16,300円(税込) | |
5年有効旅券 | オンライン申請 | 10,900円(税込) |
窓口申請 | 11,300円(税込) | |
5年有効旅券(12歳未満) | オンライン申請 | 5,900円(税込) |
窓口申請 | 6,300円(税込) |
出典:政府広報オンライン
マイナンバーカードをすでに取得している方や、働いていて窓口に行く時間がない方、少しでもお得にパスポート申請をしたい方に向いているサービスといえます。
マイナポータルでパスポート申請をするデメリット
マイナポータルでパスポート申請をするのは、とても便利ですが、デメリットもあります。
- オンライン申請に対応していない旅券窓口もある
- パスポートは窓口に取りに行く必要がある
- マイナンバーカードがないとオンライン申請はできない
2025年3月からすべての都道府県でパスポートのオンライン申請が始まりました。ですが、パスポートセンター以外の、市区町村の旅券窓口では受付開始時期が異なる場合があります。申請する市区町村の旅券窓口がオンライン申請に対応しているか、確認する必要があります。
オンラインで申請をしても、パスポートは窓口で受け取りです。たった1回ではありますが、人によっては仕事を休むことにもなります。また、マイナポータルでパスポートを申請するためには、マイナンバーカードが必要です。つまり、マイナンバーカードを持っていない方は、オンライン申請ができないというデメリットもあります。