Binance Japanの手数料とスプレッド|同じ費用ではない
Binance Japanを利用するときは、取引手数料、販売所の価格差(スプレッド)、日本円の入出金手数料、暗号資産の送付手数料を分けて考えることが重要です。
取引所の現物取引手数料
2026年9月1日時点で確認できるBinance Japanの一般ユーザー向け現物取引手数料は、通常の取引でメイカー0.1%、テイカー0.1%が基本となっています。
BNBによる手数料支払いを有効にしている場合には、対象となる現物取引手数料について25%の割引が適用され、通常0.1%の場合は0.075%となります。
一方、取引量などに応じたVIPレベルや期間限定キャンペーンにより手数料率が変わる場合があります。注文確定前にその時点の手数料率を確認してください。
販売所の「スプレッド」とは?
販売所方式では、Binance Japanが提示する価格で暗号資産を売買します。このとき購入価格と売却価格には差があります。この価格差が一般にスプレッドと呼ばれるものです。
スプレッドは市場価格、銘柄、市場の流動性、時間帯などによって変化する可能性があるため、「常に○%」と固定した数値で示すことは適切ではありません。
そのため、販売所を利用するときは「手数料無料」という表示だけで判断せず、同じ時点の購入価格と売却価格も確認することが大切です。
取引所と販売所は何が違う?
取引所は注文板を利用し、参加者が提示した価格と数量をもとに売買する方式です。指値注文や成行注文などを利用できます。
販売所はBinance Japanが取引の相手方となり、あらかじめ提示された価格を確認して売買する方式です。操作は比較的シンプルですが、購入価格と売却価格の差も含めて判断する必要があります。
バイナンスから日本円を出金する方法
暗号資産を保有している状態から日本円を銀行口座などへ出金したい場合は、まず対応する取引方法で暗号資産を日本円へ売却し、その後、日本円残高を出金します。
基本的な流れは次のとおりです。
- Binance Japanへログインする
- 出金したい暗号資産を必要に応じて日本円へ売却する
- 日本円残高を確認する
- 「出金」から利用可能な出金方法を選ぶ
- 銀行口座またはPayPayマネーなど必要な情報を確認する
- 出金額・手数料・受取額を確認する
- セキュリティ認証を行い出金を確定する
銀行出金にかかる手数料や最低出金額などは改定される可能性があります。具体的な出金額を入力した際に表示される最新の出金手数料と実際の受取予定額を必ず確認してください。
暗号資産のまま外部へ出金するときはネットワークに注意
BTC、ETH、XRPなどを別の暗号資産交換サービスやウォレットへ送る場合は、日本円出金とは異なりブロックチェーンを利用した「暗号資産の出庫」となります。
暗号資産の出庫手数料は銘柄や利用するネットワークなどによって異なり、ネットワーク状況によって変更される場合もあります。
送付先が対応していないネットワークを選択すると、資産を受け取れない可能性があります。銘柄名、送付先アドレス、ネットワーク、必要な場合はメモ・タグなどを確認してから確定してください。
出金できないときに確認したいこと
- 本人確認が完了しているか
- 出金額に対して残高が不足していないか
- 出金手数料を含めた残高が足りているか
- 登録名義と銀行口座名義が一致しているか
- セキュリティ情報変更後の一時的な出金制限中ではないか
- 対象ネットワークがメンテナンス中ではないか
- 送付先情報やトラベルルールに必要な情報が不足していないか
原因が分からない場合は、SNS上で「サポート担当者」を名乗る人物に連絡するのではなく、Binance Japan公式サイトまたは公式アプリ内のサポートを利用してください。
Binance JapanとPayPayは連携できる
2025年11月からBinance JapanとPayPayの連携が始まり、2026年4月には機能が拡充されました。
2026年9月1日時点では、本人確認済みのBinance Japanアカウントと本人確認済みのPayPayアカウントを連携することで、PayPayマネーを利用したBinance Japanへの入金や、日本円残高のPayPayマネーへの出金が可能です。
なお、対象となるのはPayPay残高のうちPayPayマネーです。PayPayマネーライトは対象外です。
PayPayの「購入時入金」と「事前入金」は手数料が異なる
ここは特に混同しやすいポイントです。
2025年11月から提供されている「暗号資産の購入と同時にPayPayマネーから入金する方法」については、2026年4月の公式発表でも入金手数料無料と案内されています。
一方、2026年4月に開始された「売買とは別に、あらかじめPayPayマネーからBinance Japanの日本円残高へ入金する事前入金」では、1回110円の手数料が案内されています。
同じく、Binance Japanの日本円残高からPayPayマネーへ出金する場合も1回110円です。
PayPayマネー事前入金の主な条件
- Binance JapanとPayPayの双方で本人確認を完了していること
- Binance Japanアプリでアカウント連携に同意すること
- 事前入金の下限は1,000円
- 事前入金の上限は24時間30万円、30日間100万円
- PayPayマネーへの出金は下限1,000円
- 出金上限は24時間100万円、30日間200万円
上限にはPayPay側の利用制限も適用されます。また、PayPayマネーの残高上限を超える場合は出金できません。
PayPay側の条件や手数料は今後変更される可能性があるため、実際の操作時にはアプリに表示される最新条件を確認してください。
Binance JapanアプリはiPhone・Androidに対応
BinanceアプリはiOSおよびAndroidで提供されており、日本居住者は本人確認完了後、Binance Japanの対応サービスをアプリから利用できます。
2026年7月には日本国内向けアプリのホーム画面が刷新され、ウィジェット機能などが追加されました。暗号資産の購入、受け取り、貸暗号資産など主要機能へアクセスできる構成になっています。
アプリをインストールするときは、SNSやメールに貼られた不明なダウンロードリンクを利用せず、Binance公式サイトから案内される正規アプリストアを確認することが重要です。
「Binance Pay」と「PayPay」は別サービス
名称が似ていますが、Binance PayとPayPayは別のサービスです。
PayPayはPayPay株式会社が提供する日本のキャッシュレス決済サービスです。一方、Binance PayはBinanceが提供する暗号資産関連の決済・送付機能です。「バイナンス paypay」と表示されている情報を見る際は、どちらを指しているのか確認してください。
取扱銘柄が多いからこそ「どれを選べばよいか」は慎重に考える必要があります。さらに、従来の海外版Binance Cardとは異なる日本向けクレジットカードも登場しています。その違いを次のページで確認します。




