ミリ波とSub6

5Gで使われる電波は大きく2つに分かれます。名前だけ聞くと難しそうですが、違いは周波数の高さです。

種類 周波数と幅
ミリ波 28GHz帯の400MHz幅
Sub6 3.7GHz帯と4.5GHz帯それぞれ100MHz幅

ミリ波は28GHz帯という高い周波数を使い、400MHzという広い幅を確保しています。使える幅が広いほど一度に多くのデータを運べます。Sub6は3.7GHz帯と4.5GHz帯を使い、それぞれ100MHz幅です。

幅の数字を見ると、ミリ波はSub6の4倍の幅を1つの帯で確保していることが分かります。そのぶん多くのデータを一度に運べる計算になりますが、後で触れるように届く範囲には別の事情があります。名前を覚える必要はありませんが、5Gと一口に言っても中身が違うということは知っておくと、場所による差が理解しやすくなります。

電波が届きにくい場所

一般に、周波数が高い電波ほど直進する性質が強く、障害物の影響を受けやすくなります。逆に周波数が低い電波は回り込みやすく、遠くまで届きやすい傾向があります。ミリ波が対応する場所を絞って提供されているのは、この性質によるものです。

そのため、屋外では問題なく使えても、建物の中に入ると弱くなるということが起こります。鉄筋コンクリートの建物、窓が少ない部屋、地下、建物の奥まった場所などは電波が届きにくくなりやすい場所です。ホームルーターを使う場合は、窓際に置くなど設置場所を工夫すると変わることがあります。

エリアを確認するタイミング

確認しておきたいのは申し込む前です。エリアの外だった場合、契約してから気づくと手間がかかります。特にホームルーターは登録した住所でしか使えないので、その住所が対応しているかを先に確かめる必要があります。

また、エリアの表示は拡大にあわせて更新されます。数か月前に見たときは対象外だった場所が、今は入っていることもあります。判断の材料が古くなっていないか、契約の直前に見直してください。

逆に、まとめサイトや個人のブログに載っている過去のエリア情報は、時点が古い可能性があります。エリアは公式のマップで自分の住所を入れて確かめるのが確実です。

よくある質問

エリアマップで色が付いていれば確実に使えますか

地図の表示は目安です。建物の構造や周りの建物の影響で、同じ住所でも場所によって届き方が変わることがあります。

home 5Gのエリアはスマホと同じですか

同じではありません。マップでメーカー「SHARP」と機種「HR01」または「HR02」を選んでから住所で調べてください。

5G SAと普通の5Gは何が違いますか

5G SAは5G専用のコアネットワーク設備である5GCと5G基地局を組み合わせて通信をする方式です。5G SAは一部エリアでの提供です。

ミリ波とSub6はどちらが使われていますか

ミリ波は28GHz帯の400MHz幅、Sub6は3.7GHz帯と4.5GHz帯のそれぞれ100MHz幅です。場所によって使われる電波は変わります。

室内で5Gが入らないのはなぜですか

周波数が高い電波ほど障害物の影響を受けやすい性質があります。建物の構造や部屋の位置によって届きにくくなることがあります。

まとめ

ドコモの5Gエリアはサービスエリアマップで住所を入れて調べます。ホームルーターのhome 5Gを検討している場合は、メーカーで「SHARP」、機種で「HR01」または「HR02」を選んでから検索してください。5Gエリアは4Gで使っている周波数帯の一部を順次5Gに切り替える形でも広げられているため、表示は時期によって変わります。5G SAは5GCと5G基地局を組み合わせる方式で、対応機種とUIMカードのバージョン、iOSなら18.0以上という条件があり、一部エリアでの提供です。ミリ波は28GHz帯、Sub6は3.7GHz帯と4.5GHz帯を使い、周波数が高いほど障害物の影響を受けやすくなります。契約する直前にもう一度エリアを確かめておくと安心です。