非公開設定と検索制限で身バレを防ごう
インスタグラムは便利なSNSですが、個人情報や活動内容が意図せず他人に伝わってしまうことがあります。プライバシーを守るためには、適切な設定が欠かせません。そこでこの記事では、身バレを防ぐために押さえておきたい基本的な設定方法を紹介します。
電話番号や連絡先の同期をオフにする
見落とされがちなこととして、電話番号やスマートフォンの連絡先とインスタグラムの同期設定があります。
初期状態では、登録した電話番号や連絡先がインスタグラム側に連携され、知人のおすすめアカウントとして表示される可能性があります。誰かを見ていないつもりでも、相手の画面に自分が「知り合いかも」として出てしまうケースもあるのです。
身バレを避けたい場合、アカウント作成時に電話番号ではなくメールアドレスを使い、アカウント作成後すぐに「連絡先の同期をオフ」に設定しましょう。設定画面の「アカウントセンター」や「フォローと招待を管理」から簡単に変更できます。同期が済んでいる場合、同期済みの連絡先データを削除しておきましょう。
プロフィールと公開範囲の設定を見直す
プロフィールには、名前、ユーザーネーム、自己紹介文、プロフィール画像などが表示されますが、これらの情報が個人の特定につながることもあります。例えば本名を使ったり、顔写真を登録したりすると、同姓同名の中でも絞り込みがされやすくなるのです。
おすすめなのは、ニックネームやイニシャルを使った名前設定、顔写真の代わりに風景やイラストを使うことです。また、アカウントを「非公開アカウント」に設定すれば、承認したフォロワー以外は投稿内容を閲覧できません。
非公開設定はプロフィール画面の「設定」→「プライバシー」から簡単に変更できます。フォロー数が少ない初期段階では、非公開にしてから運用を始めましょう。
検索や表示に関する設定を調整する
インスタグラムでは、検索履歴やアクティビティがアルゴリズムに影響し、他人のおすすめ欄に自分が表示されることがあります。検索履歴をもとに関連アカウントとして表示されたり、足跡が残らないはずの操作であっても、行動のパターンで特定されることがあるのです。
リスクを抑えるには、検索履歴の定期的な削除が欠かせません。また、電話番号やメールアドレスから検索されるのを防ぐため、「プロフィールの発見可能性」をオフにしておきましょう。「プライバシー設定」→「電話番号やメールでの検索」から設定できます。
さらに、ストーリーの閲覧リストにも注意し、見られたくない相手がいる場合は「ストーリーを非表示にする」機能を活用しましょう。